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死ぬまでバンギャルでいさせて

とある人を追いかけている日記

憧れの関係

変な話ばかりじゃなくて、良い話書きたいなぁ。

今日はちょっと躁状態のようです。笑

 

憧れている景色があります。

 

〜都内の某BARにて〜

長年バンドマンとして生きてきた方がカウンターに立つそのBARに、当時よく入り浸っていた。(引っ越したので今はいってません。)

 

その日は、そのバンドマンHさんの現在のバンド加入15年の記念日だった。

記念ライブがあり、オープンがいつもより少し遅かったそのBARに行くと、Hさんと、Hさんの長年のファンだという見かけない3人の女性がいた。

3人は、Hさんと同じくらいの年齢(40代)で、全身黒づくめ、いわゆる90年代のバンギャルを思わせる服装で、カウンターに並んで座っていた。

 

少し怖いなぁ…と思い、離れて座った。

 

しかし、お酒が進むにつれ、ファンの方が話しかけてきた。

私がそのバンドのファンではないと知ると、色んな話を聞かせてくれた。

加入当時の話、ツアー先での話、他のメンバーの話…

それをカウンターの中で聞いていたHさんは、終始笑顔でタバコを吸いながら、あの時はこうだった〜、いやそれは違うんだ!など、3人の会話に懐かしそうに参加していた。

 

数時間経ち、3人は、みんな家庭があるから終電で帰ると言い出した。

少し驚いた。

勝手に、独身のバンギャルを拗らせたお姉様達だと思っていたからだ。

そして、Hさんが業者さんに呼ばれて外へ行ったタイミングで、3人は横においてあった荷物から、大きな箱を取り出し、カウンターに置いた。

フタを開けると、大きなショートケーキだった。

『Hさん15th♡おめでとう!!』

と書かれたプレートが乗っていた。

 

すでに涙目の私。笑

 

ロウソクを立てて、カウンターに戻ってきたHさんを迎える。

え!!と驚きながら、今日イチの笑顔を見せるHさん。

 おめでとう〜!!!と3人が言い、ロウソクを消して消して!と煽る。

ロウソクを吹き消すHさん。

BARにいた全員が拍手した。

 

そして、終電の時間になり、席を立つ3人。

カウンターは満席だったが、あからさまに寂しそうな顔のHさんは、下まで送るよ、と言い、4階にあるそのBARから、3人と一緒に外へ出た。

もちろん、Hさんが普段他の人を外まで見送るところなんて見た事がない。

カウンターを空けてしまうことを、ちょっと良いかな?と私たちに確認したが、誰も怒る人なんているわけもなかった。

 

そして、数分後、お店に戻ってきたHさんは、ショートケーキの写真を撮りまくり、そのケーキをみんなに配ってくれた。

そして、そのケーキの画像をさっそくblogに載せていた。

なんて…素敵なんだろう。

Hさんも、ファンの方も。

長年のファンの方が、こんなに素敵なファンだったら、きっと幸せに違いない!!

 

私もその日は、帰りのタクシーでも、寝る前の布団の中でも、ずっと幸せな気持ちだった。

 

こ、う、な、り、た、い!!!!

 

と、その日心の底から思った。

 

今でも、何かあるたびに思い出しては、励まされる景色だ。

 

同じとはいかないだろう。

私も本命も人間だから。色々ある。

でも、私が40代になっても、あんな風に信頼してもらえるファン、でいれたら本当に嬉しいなぁと思う。

 

まずは…

40歳までに、家庭を持たないと!!!!かな…